大量配信を行うメール配信システムを構築する為には基本的に以下の3つのものが必要となります。

1.メール配信ソフト
2.MTA(メールトランスファーエージェント)
3.IPアドレス

メール配信ソフトとはメールアドレスリストの管理、配信の実行処理を行う言わばメール配信の司令塔です。

対して、MTAとは司令塔から送られたメールを交通整理しながら外部サーバーへ送り出す実行部隊に当たるものです。

私も過去にシステム構築において大きな間違いを起こしたことがあるのですが、メール配信はMTA無しで行うことも可能です。しかしながら、メール配信ソフトから直接大量のメールを送った場合、配信スピードを極度に落とさないとサーバーの出口でメールの交通渋滞が発生し、配信ソフトを置くサーバーに高負荷が発生しシステムトラブルの原因となることがあります。もちろんメールは出口で詰まりを起こしてしまい、時間通り到達しないどころか、メールそのものが消失してしまうケースも出てきます。

これが配信ソフトから直接メールを打った場合の問題点です。

メールをゆっくり配信すればこういうことも起こらないのですが、例えば1万件送信するのに1時間以上もかかるシステムは正直使いものになりません。
ピンポイントの時間帯に一度にメールを送ることこそがメルマガマーケンティングの効果を最大限に高める常道だからです。
ましてや、それを商品サービス化して多数のユーザーに提供するなると、1時間当たりのメールの総配信量が100万件を超えることもざらにあるでしょう。

こうしたことから、メール配信には優秀なメール配信ソフトに加えて、優秀なMTAも併せて必要になります。

更にメールの到達率にもっとも影響を与えるもの。

それは「IPアドレス」です。

周知の通り、日本国内にはもう新しいIPアドレスがありません。どんなにお金を積んでも日本国内で新しいIPアドレスはもう手に入らないのです。

国内で入手可能なのは、過去にどこかで使われたことのある中古IPアドレスなのです。

メール配信で最も気をつけなければいけないのは、メールプロバイダーによるIPアドレスのブラックリスト入りです。中古のIPを使う危険性は、仕入れたIPアドレスが既に過去にどこかで大量配信に使われていた場合、そのIPアドレスがメールプロバイダーのブラックリストに入れられている可能性があるということにあります。

また、IPアドレスは正しい方法で正当なメルマガ配信を行っていたとてしても、大量メール配信に使い続けるといつかは必ずブラックリスト入りされてしまうものなのです。従って、 メルマガ配信サービスを提供する会社は常に新しいIPアドレスを確保できるルートを用意しておかなければなりません。

しかし、もし今の現状で新しいIPアドレスを取得しようと思ったら、海外からIPアドレスを仕入れるしかありません。

又、たとえ海外であっても現在IPアドレスは世界的な枯渇状況から入手困難なものになってきています。

こうした世界中で在庫が枯渇している現状の中、新たなIPアドレスを安定的に確保する為には独自ルートが必要になってきます。

以上の3つのリソースをいかに確保できるかが

「最高のメール配信システム」を構築する為に必要なすべてと言えます。

今回のプロジェクトでは

幸いにもこの3つのリソースを完璧な形で揃えられる環境が整いました。

誰もが待ち望んだ「最高のメール配信システム」が構築できそうです。

今からとてもワクワクしています。

そして最後にもう一つ…

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池田秀樹さんの投稿 2016年7月11日

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