近年、アジア圏のイスラム諸国でもイスラム金融が拡大してきています。

アジアのイスラム諸国とはいったいどこでしょうか?

それはマレーシアとインドネシアです。

独特のスタイルで成長を続けているイスラム金融…

イスラム金融とは、一体どのようなものなのでしょうか。

イスラム金融とは、イスラムの教えに沿って展開される金融のことです。

世界のイスラム金融の市場規模(総資産)は現在までに約166兆5600億円)となり、
英会計事務所の大手アーンスト・アンド・ヤングによると、今年中に210兆円を突破するとみられているそうです。

日本の大黒柱と言われている三菱グループの総資産が200兆円ですから

宗教に根付いた金融システムにしてはなかなかの規模だと思います。

つい2年くらい前までは100兆円市場と言われていたのに、ここ数年で一気に2倍に膨れ上がる勢いです。

昨年のアメリカを中心とした投資市場の世界的な盛り返しの影響もあって
きっと世界の金余りがイスラム金融市場にも流れこんできているのでしょう。

全世界のムスリム(イスラム教徒)の人口は16億人を超え、2030年には約22億人にまで増えると予測されています。

現在なんと「16億人」です。
イスラム同族の数は中国の人口より多いのです。

こうなるとイスラム教徒の世界経済への影響力はバカにできません。

そして、人口の増加に伴って急成長を続けるイスラム金融に
いま、非ムスリムの国の金融機関が注目しています。

つい先日も、三菱UFJがインドネシアでイスラム金融商品の取り扱いを開始したというニュースがありました。

さて、イスラム金融で取扱われている金融商品はすべてイスラムの教え(シャーリア)に基づき、定めれれいます。

従って、イスラム教で禁止されているものは投資対象にできません。
例えば豚肉やアルコールに関連する事業をはじめ、賭博や武器などに関連したものものなどが禁止されています。

又、面白いことに

金融であるのにもかかわらずイスラムでは「金利」という概念が許されていません。

つまり銀行であっても利子を取ることはできません。

イスラム金融は利子を取らない方法で様々な金融サービスが提供されていることから。
「無利子銀行」「無利子金融」とも言われています。

ちなみに、シャーリアではギャンブルも禁止されている為、

先物取引のような不確実性の大きな金融商品をギャンブとみなされ、
これらは原則として認められていません。

それでは、
イスラムの金融機関は利子を取らないで一体どうやって儲けるのでしょうか?

以下がイスラム金融で行われている主な取引内容です。

■主なイスラム金融取引の内容

ムラバハ

売買契約(転売契約)。イスラム金融取引の7割程度を占めるとも言われる一般的な仕組み。銀行が媒介となり、商品の買い手と売り手の間に入り、商品購入を行う。この際、銀行は「手数料」を上乗せすることで、利子ではなく売却益としての利益を受ける。

ムダラバ

パートナーシップ契約。イスラム金融の基本となる契約形態。出資者から集めた資金を事業家が投資・運用することで利潤を上げ、その見返りである配当が利益となる。

イジャラ

賃貸借契約。一般の金融でいうリースとほぼ同じ取引で、使用料(リース料)の受取総額から製造者・販売者への支払総額を差し引いた部分、つまり手数料(コミッション)が利益となる。

ムシャラカ

共同出資のスキーム。合併プロジェクトなどに出資し、その配当が利益となる。

イスティスナ

銀行が先払いし、製品やプロジェクトなどの出資を行う。イスティスナ配当や売買価格の差額などが利益となる。

例えば、一般市民が住宅を購入する場合、日本などでは銀行からローンでお金を借りてそれを購入費用に充てます。
しかし、イスラム金融の場合は銀行が最初に住宅開発会社から住宅を購入し、
それを転売という形で住宅を買いたい人に売ります。その際に手数料を乗っけて販売することで銀行の利益にしているのです。

買い手からしたら結局は銀行に返済してゆくことになるので同じに見えますが、
金融の内部構造が異なるのです。

何かイスラム金融ってややこしい!と思うかもしれませんが、

実体経済から剥離したものが投資商品として生み出され、時にリーマンショックのような問題を引き起こしている西欧の金融システムと比べて、イスラム金融は確実で先進的な金融システムとして一部の識者の間で注目され始めています。

そして、「イスラム金融は実は儲かる!」ということで先の三菱UFJを始め欧米の金融機関も続々と参入しているのです。

アンダーソン・毛利・友常法律事務所の上林さんという弁護士の方が
専門用語を使わずに非常にわかりやすい記事でイスラム金融の説明をしてくれています。是非、下記リンクをご覧になって下さい。

イスラム金融と仏教ファイナンス?

最後に、イスラム金融の代表格であるスクーク(イスラム債)について少しだけお話してみたいと思います。

■スクーク(イスラム債)

銀行や事業法人など保有する資産から生み出される利潤を受け取る権利をあらわすイスラム金融における証券のこと。

マレーシア国内に流通しているイスラム債のシェアは全世界発行額のなんと69%を占めています。

マレーシアはイスラム金融のハブ市場の育成を目指して税制・法制面の整備を進める一方で、スクークの発行を促進するためにクアラルンプールとジョホールに国際イスラム金融フィナンシャル・センターの建設を進めています。

イスラムの金融センターとしてはドバイが有名ですが、
マレーシアはアジアナンバーワンのイスラム金融ハブを構築しようとしているのですね。

今後もイスラム金融の動向に注目です。

そして最後にもう一つ…

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池田秀樹さんの投稿 2016年7月11日

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