メールマーケティングを行う者にとって一番の悩みのタネは何と言っても「メール到達率」です。

ここで言う「到達率」とは

1.メールが相手のメールアドレスに届く

2.メールが迷惑メールフォルダに振り分けられないようにする

以上の2つのポイントを指します。

まず最初に断っておくと

メールが迷惑メールボックスに入ってしまうすべての原因を100%メール配信サービス業者のせいにする人が時折いますが

それは誤りです。

なぜなら、正しいメールを迷惑メールフォルダを回避させて相手の受信箱に「しっかり届かせる」為には

A.「技術的なノウハウ」…(システムサイド)

B.「メール送信の運営ノウハウ」…(送信者サイド)

以上の両者サイドで共に正しいやり方で切磋琢磨する必要があるからです。

この内、今回はAの「技術的なノウハウ」について

「テクニカル編」と題して少しだけ説明します。

メール配信システムを管理する者として
メール到達率を高める為に抑えておくべきポイントは以下の7つです。


1.クリーンIPアドレスの調達

2.IPアドレスのリバースDNS(逆引き)設定

3.MTA上でプロバイダーごとに異なるSMTPサーバー接続回数上限の設定

4.ドメインのSPF/DKIM認証設定

5.メールプロバイダーとのフィードバックループの構築

6.不達(存在しない)アドレスへの送信ブロック対策

7.IPアドレスの評価の確立

以上の7つについてすべてをここで公開することはできませんが、
(業務上の匿秘事項もある為)

簡単に掻い摘んだ内容をお伝えしましょう。

1.クリーンIPアドレスの調達

実は最も厄介なのがこのIPアドレスの調達です。

現在インターネットではIPv4とIPv6いう
2つのインターネットプロトコルバージョンのIPアドレスが使われており、
メール配信やWEB接続に使われているのはIPv4という旧バージョンのプロトコルです。

そしてこのIPv4は現在世界中で枯渇しており、あと1~2年で新規割り当てができなくなると言われています。

ちなみ日本では既に数年前に新規IPアドレスの割り当ては終了しており、
新しいクリーンなIPアドレスはもう手に入れることができません。

大量メール配信を可能にするシステムを構築する為には、
それが共有プランであれ占有プランであれ数百個~数千個単位のIPアドレスの用意が必要になるのですが、

もし日本国内でこれを調達するとなると入手できるのはすべて中古のIPアドレスになるため、必ずプロバイダーのブラックリストに入ったIPアドレスが多数混じってしまうことになります。

IPアドレスの入手時にそのアドレスがクリーンかブラックかを判別する方法は存在しない為、
結果として日本では低評価の劣化IPアドレスを多数使うことになってしまうのです。

つまり、もうこの時点でどんなに頑張っても到達率の高いメール配信システムは実現不可能ということになる…

こうしたことから
弊社では海外の上位地域インターネットレジストリ (RIR) から直接「新規のIPアドレス」を割り当ててもらう方法を選択しました。

RIRはすべて英語コミュニケーションベースの管理組織なので、
弊社のシンガポール法人という地の利を最大限に活用してIPアドレス調達ルートの確保が可能となりました。

2.IPアドレスのリバースDNS(逆引き)設定

逆引きとは正引きの反対で
IPアドレスからドメイン情報を引く設定をDNSサーバー上で行うことですが、

「逆引き」がされてないとメールがすべて迷惑メールフォルダに直行するどころか
メールそのものが送信途中で相手にブロックされる結果になります。

さすがに逆引き設定をしていないESP(メール配信プロバイダー)はいないと思いますが、
時々間違った設定の仕方をしている業者も存在していることは事実です。

複数のIPを分散させてメール配信する場合は、
必ず各々のIPアドレスについてすべて別々のサーバードメイン(サブドメイン)を逆引きさせておかないと大量メール送信をする内に早い段階でIPアドレスがブラックリスト入りとなる原因となります。

もし現在お使いのメール配信システムで複数分散させている専用IPが

192.168.100.1 mydomain.com
192.168.100.2 mydomain.com
192.168.100.3 mydomain.com
192.168.100.4 mydomain.com
192.168.100.5 mydomain.com

上記のように同じサーバードメインで逆引きされていたら危険信号なので注意喚起が必要です。

3.MTA上でプロバイダーごとに異なるSMTPサーバー接続回数上限の設定

Yahoo、Gmail、Hotmail等のフリーメールプロバイダーでは
ある一定時間内でのSMTPサーバー同時接続回数の上限ルールが定めれていることを知らない業者が驚く程多いです。

これらのルールはプロバイダーごとに個別に設定されている為、

メール配信時にMTA(メールトランスファーエージェント)内にて
アドレスドメインごとに相手のSMTPサーバーへの接続回数自動振り分けを行わないと
たちまちメールが迷惑メールフォルダに直行することになります。

だったら、メールの配信スピードを全体的に遅くすれば良いという案直な考えで
メール送信を遅延させている業者がいかに多いことか…

メールのメリットは短時間に多くのユーザーに情報が届けられるという点です。

メール配信システム業者として必要なことはMTAリソースを最大限効率化し適切な振り分け処理をシステムに組み込みユーザビリティの高いメール配信の高速化を実現することです。

4.ドメインのSPF/DKIM認証設定

送信元ドメインにSPF設定をしておかないとメールがまともに届かないということは
最近はメール送信者の間でも当たり前の常識となっていますが、

欲を言えば送信するドメインごとにDKIM認証の設定もしておきたいところです。

実際、GmailとYahooメールではDKIM認証はメール判定の大きな要素となっているので
抑えておきたい重要なポイントです。

弊社のシステムでは共有プランで使用可能なデフォルトドメインとアップグレード版でDkim対応済みです。

5.メールプロバイダーとのフィードバックループの構築

メールは送り手と受け取り手の両者が存在しており、
ESP(メール送信プロバイダー)とISP(受信プロバイダー)は必ず両者においてパイプライン関係を構築しなければいけません。

ここで重要となるのがフィードバックループと呼ばれるプロバイダー相互情報共有の為のチャンネルシステムなのですが、これはかなり業者ノウハウの肝になる部分なので割愛します。

弊社システムでは各ISPごとにフィードバックループを構築しています。

恐らく日本の業者でまともにこれに取り組んでいる業者は皆無と私は思っています。
(海外のESPの間では常識なのですが…)

興味のある方は自分で調べてみて下さい。

6.不達(存在しない)アドレスへの送信ブロック対策

メール配信システム業者にとって一番取扱いが難しいのが
顧客(利用者)が大量の不達アドレスを送信してしまうことへのリスク対策です。

一般的に1回の送信で10%以上の不達アドレスが含まれるとIPアドレスがブラックリスト入りの危険に晒されると言われていますが、
顧客がシステムにインポートするリストが3ヶ月以上メール送信していない古いアドレスの場合はこのリスクが一気に高まります。

通常は一発目の送信でバウンスとなったアドレスは次回から送信ブロックするやり方が一般的ですが、その一発目でお客様が大量の不達アドレスを出してしまうと一気にIPアドレスの劣化につながってしまう可能性があるのです。

このリスクジレンマを避ける為に、弊社ではアドレスのクリーニングシステムを自社で開発し、
リストインポート前にお客様に必ずリストのクリーングを行って頂くシステム仕様にしました。

7.IPアドレスの評価の確立

これはフィードバックループにも関連している項目ですが、

特にGmailとHotmailにおいては「IPアドレスの評価」基準が他と比べて断トツに厳しいことが長年のメール配信経験と度重なるテストではっきりしました。

この評価を確立する為に重要なのが、IPアドレスの「ウォームアップ」です。

他社の専用IPアドレスプランのメール配信システムを使って、初日、2日目は良かったのに
3日目からいきなり迷惑メールフォルダに直行するようになったという経験がある方もきっと多いのではないでしょうか?

これを引き起こしてしまう原因は
IPアドレスの評価が出来上がっていない内に大量のメール送信を行ってしまうことから来ています。

つまり、新しいIPアドレスをメール配信に使う場合は段階的に送信数を少しずつ増やしていきメールプロバイダーからのIPアドレス評価を上げていく必要があるのです。

実は多くの人は知らないかもしれないですが、

メジャーISPであるGmail、Hotmail、Yahooでは受信されたメールの開封率がシステムで自動測定され、開封率も迷惑メールフォルダ振り分けの評価基準に加えられています。

つまり、最初からいきなりメール開封率1%という誰もメールを開封しないようなリストにメールを大量一括送信してしまうと

たちまちISPに送信元ドメインを含めて低評価のレッテルを貼られることになるのです。

これを避ける為に、新しいIPアドレスを使う場合は
最初の2、3回は不達バウンスがほぼゼロに近く10%~30%程度の開封率が出るような1000件程度の特濃のリストに対して一番最初のメールを送信し、少しずつメールの送信量を増やしていく戦略を取った方がよいです。

これが「IPアドレスのウォームアップ」と呼ばれるものになります。

それでは、どれくらいの送信量を何日間のスケジュールで組んでウォームアップしていけばよいのか?

これについてはノウハウの肝の部分なのでここでは公開しませんが、
弊社メール配信システムの購入者の皆様には適切なガイダンスをさせて頂いております。

実は私自身これまで10年間に渡って様々な業者のメール配信システムを使ってきて
メール到達率の悪さにいつもフラストレーションがたまり続けていました。

もちろん自分自身のメールの打ち方(運用)にも問題はありましたが、

テクニカルの部分でもっともっと到達率を改善できる方法があるのではないか…

長年の経験の試行錯誤から研究に研究を重ねた結果、

自分の手で最高の「メール配信システム」を作り上げることができました。

メール配信システムを使うユーザー目線で開発されたユーザーにとって最高のシステム・・・

それがこのストライクメールなのです。

次回はメール到達率を高める方法(運用編)について説明します。

そして最後にもう一つ…

無料:観るだけで稼げる映画(PR)

視聴者の方をプーケットにご招待します!

動画再生回数は7万回を超え!

映画へのコメント数は20,000件オーバー!

この衝撃の映画をあなたも目撃してください。↓

無料:観るだけで稼げる映画

見るだけで稼げる不思議な映画

ホントかどうか?…それは見てから判断してくれ。

池田秀樹さんの投稿 2016年7月11日

→今すぐ映画を視聴するにはこちら